己を知る

最優先事項を優先する

今回、皆に伝えたいことは最優先事項を優先する”ということだ。

これは以前紹介した『七つの習慣~人格主義の回復~』の中で紹介されている第3の習慣として位置づけられていることだ。

『七つの習慣~人格主義の回復~』とは、人生をより豊かにするための7つの習慣を著者であるスティーブン・R・コヴィー氏がアメリカ建国以来の自己啓発本を全て研究した中で見出したものだ。

実際に読んだ事がないという人は下記リンクの記事と併せて、是非一度手に取って読んでもらいたいと思う。

『七つの習慣~人格主義の回復~』を読む|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)

今まで皆には、己を知るために『自らの“望む終わり”思い描く』ということをしてもらい、次にその“望む終わり”を実現するための活動指針を『個人のミッションステートメントを造る』で決めてもらった。

そして、“望む終わり”を実現するための活動計画を『フューチャーログをつける』で立ててもらったわけだ。

当ブログを始めて読んでいるという人は、是非上記内容も実践してほしいので下記にリンクを貼っておく。

自らの“望む終わり”を思い描く|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)

ミッションステートメントを造る|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)

フューチャーログをつける|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)

今回の記事からより実践的な内容となってくる。

実際に己を知り、活動指針を決め、活動計画を立ててもらっても、実際に実践できなければ意味をなさないことは皆も良くわかってると思う。

ここまで根気よく読んで来てくれた君なら『やってやるぜ!』と熱いエネルギーに満ち溢れていることだろう。

しかし一歩実社会(実生活)となると多忙極まりなかったり、様々な誘惑に負けてしまい、『自分の最優先事項は分かっているけど全然できない…』なんてことはざらにあると思う。

そして、思うように活動計画通りに事が運ばず、『あぁ、やっぱり自分はダメなのか…。』などと暗黒面(自己嫌悪モード)に落ちてしまい、折角のいい取り組みも続かずに辞めてしまう。

実際、自分も上手くいかず、何度も暗黒面に落ちた経験があるから言ってる。笑

そうならないように、今回は自分の立てた活動計画をより実現するための方法を伝授しようと思う。

今回もいつもの如く、『例のノート』を準備してほしい。

ただ、今回に限ってはスケジュールを自分で管理している人は、自分のスケジュール帳を活用してもいい。

スマホ等でデジタル管理している人は、ノートと一緒に併用するのがいいだろう。

ちなみに『例のノート』が分からない人は下記リンク記事も併せて読んでもらいたい。

メンタルノート|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)

●自分の役割毎の活動を月/週/日とどれで管理するか決める

ではここから実際に今回の取り組みを行っていこうと思う。

前述したが、現代社会を生きるには時間がいくらあっても足りない人が多いと思う。

折角の活動計画も実行に移さなければ何も意味をなさない。

そこで、七つの習慣でも言われている通り自分の最優先事項を先にスケジュールに組み込んでしまおうというわけだ。

ただ、七つの習慣では週毎にスケジュールを立てることを推奨しているが、それだと俺は全体を把握しづらかったり、ある役割に偏ってしまったりしてしまった。

そこで、それぞれの役割毎の計画内容に合わせて、月で管理したほうがよいもの、週で管理した方がよいもの、日で管理した方がよいものの3つに分けて管理し、活動していこうというわけだ。

なかには時間が解決してくれるものもあると思う。

それに関しては無理に予定を立てる必要はない。

ではまず前回取り組んでもらった君のフューチャーログを見てもらいたい。

各役割毎の1年後の計画を実現するために、月に1回~3回活動すれば実現できるのであれば月で管理しよう。

月に4回以上活動するのであれば週で管理毎日行うようであれば日で管理する。

実際に例を挙げてみよう。

例えば、君が『自らのメンタルを強くする』といった1年後の活動計画を立てたとする。

そこで君が月に1度メンタルに関する勉強をすれば自分の目標を達成できると考えるのなら、月間スケジュールの中に勉強をする日を先に決めてしまう。

もし、毎週メンタルに関するセミナーに参加してみると考えるなら、週毎にセミナーを受ける日を先に決めてしまう。

毎日瞑想するというのであれば、毎日のタイムスケジュールに先に組み込んでしまうといった感じだ。

もちろん、実際に取り組む際はリスケ(予定変更)もオーケーだし、気楽に楽しみながら取り組んでもらえたらと思う。

先に予定を立てることで、グンと活動しやすくなる。

これを全ての役割毎に月/週/日のどれで管理すればいいのかを決めていってもらいたい。

決めたものはメンタルノートに優先事項の『活動管理ページ』を作って書き出しておく。

ただここで注意点。

この時、余りにも多忙すぎるスケジュールの立て方は辞めてほしい。

それよりも、人生を楽しむことを優先してほしい。

多忙すぎて楽しめる余裕がなくなってしまっては、いずれ苦痛になってしまい続けることが困難になってしまう。

全体のバランスを観ながら、楽しみながら活動できる範囲にとどめておこう。

●スケジュールへの組み込み方

先ず最初に伝えておこうと思うが、ここからはメンタルノートと併用してスケジュール帳も活用していくことになる。

その為、ここからは毎日メンタルノートとスケジュール帳を開く習慣を身に着けてもらいたい

おすすめの活用方法もいずれ皆に伝授できたらと思っている。

ではまず専用ページに書き出した内容を見て、実際にスケジュールを立てていこう。

まずは月で管理する活動についてだ。

これは毎月月末に翌月のスケジュールに予定をたててしまう。

週で管理する活動については、毎週曜日を決めて1週間の予定をたてる。

日で管理することは、前日に翌日のタイムスケジュール内に予定をたてる。

あとは、毎日自分の立てたスケジュールを1日の初めに確認し、実際に活動していこう。

ここでも、自分が立てたスケジュールを守れなかったにしても、自分を責めることはしないこと。

そんな時はリスケをすればいい。

それよりも、自分が立てたスケジュールを達成できたときに大いに自分を褒めることを忘れないでほしい。

●達成感も味わえるおすすめ管理方法

月や週に決まった回数行う活動や、毎日行う活動に関して俺は『Habit Tracker(習慣追跡)』というものをスケジュールと共に行っている。

これは、例えば月にブログで10記事発信したいとする。

もちろん、先にスケジュール帳にスケジュールを立ててしまうのだが、これとは別にスペースを作り『ブログ 1、2、3……、10』といった具合に回数を記入しておき、1記事発信するごとに数字をペンで塗りつしていく。

そうすることで、あと何記事発信すればいいのか把握もしやすく、全て塗りつぶせた時にはより達成感を味わえる。

例えば毎日運動するとしよう。

この場合は毎日なので、『運動 1日、2日、3日…31日』というように月の日付を全て書いておき、運動できた日を消していく。

朝晩2回運動をするのなら、朝もしくは夜の片方できたら日にちに〇をつけ、両方できたら〇を塗りつぶし●にするなどの方法もできる。

いずれも達成感を増幅してくれるものなので、楽しんで行うための工夫として取り入れてみてほしい。

●まとめ

  1. フューチャーログの各役割毎の1年後の活動計画を確認し、それを実現するために月/週/日のどれで活動を管理するのかを決め、メンタルノートやスケジュール帳に『活動管理ページ』を作り書き出す。
  2. 実際に『活動管理ページ』を参考にスケジュール帳にスケジュールを立てる。(月:月末に翌月を/週:毎週1週間分を/日:前日に翌日を)
  3. 立てたスケジュール通りに活動していく。

どこか回りくどい感じもするかもしれないが、ひとつひとつの行動を大切に丁寧に行っていくことが重要なんだ。

物事を丁寧に行うことで、心は安定してくれる。

毎日を雑に暮らしていれば、心も荒んでくることは誰しも理解していると思う。

何事も丁寧に。

それがメンタルマネジメントをする上で一番大切な事なんだ。

今回の取り組みで、君の毎日が大切な日々に変わってくれたら嬉しい。

ではまた!

ABOUT ME
ペインプール
精神的な病に苦しんだ経験をもとに、『メンタル心理カウンセラー』の資格を取得。心と身体を健康に保つ様々な習慣(ライフハック)を調査・実践・試行錯誤し効果があったものを発信中。仮の姿は飲食店店長。現在、『メンタルヘルマネジメントⅠ種』資格取得に向け勉強中。
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