今回は今まで投稿してきた記事のまとめを行っていく。
というのも、ここまでの投稿でメンタルマネジメントをする上で最も重要な『己を知る』ということを皆には実践してきてもらってきた。
それを通じで、『自分は探すものではなく、自分で作っていくもの』だということも感じてもらえたと思う。
この先の段階では、君自身にあった習慣やライフハックを自ら取捨選択し、自らの人生に落とし込んでいきながら自身にあったメンタルマネジメントを探す旅に出てもらう。
その為に、先ずはひとつひとつ順序を立てて、自分自身と向き合っていく作業を行ってきてもらった。
実際、メンタルカウンセリングを行う際にも、クライアントの話を聞くことから始まる。
今の状態や気分、家族構成や生活環境、仕事や休日の過ごし方、恋人や友人に至るまで、それはもうありとあらゆることを質問しながら聞いていく。
そういったやりとりの中で、クライアントは自分の今ある状態(己)を理解していきながら、健康的な考え方や生活の仕方などの“気づき”をクライアントに与えていく。
我々、カウンセラーは医師でもなければ、理学療法士でもない。
してあげられることは、あくまでクライアントに“気づき”を与えてあげることだと考えている。
“心の病”は他の病気やケガとは違い、本人自身が考え方を改め本質(病の根源)を変えていかなければ、うまく完治することも、また病を再発することも多い。
そのため、本人が気づき自ら率先して考え方や日々の生活習慣を変えていき、自分にあった“心”を安定させる術を身に着けていくことが重要となってくる。
あくまで精神的な薬は不安を軽くしたり寝付きをよくしたりと補助的な役割でしかなく、薬だけで病気が完治するものでもない。
もちろん、精神医学等を軽視しているわけではない。
“心の病”に関しては医師や理学療法士、ケアマネージャーやカウンセラーなど様々な人達と連携を取り合って、クライアント自身の考え方や日々の生活習慣を変える手助けを行い正していくこととで治療をしていくものだと考えているんだ。
もちろん、当ブログではそういった精神的な疾患に苦しむ人達の力になれたらと思い発信をしているが、それだけではなく今心に何の問題もない健康な人達に向けても予防として情報を発信をしている。
メンタルマネジメントのリテラシーを向上させることは“心の病”に対する予防にもなり、同時に個人個人のパフォーマンスを上げてくれる素晴らしいものである。
心と身体はとても密接であり、どちらか片方が不調になってしまうともう片方も不調になるように、心のパフォーマンスを上げれば体のパフォーマンスも上がるというわけだ。
ということで、前置きが長くなってしまったが、メンタルマネジメントをする上で最初に『己を知る』ことの重要性は伝わってもらえたと思うので、実際に取り組んでくれた人は復習に、これから取り組むという人は順に取り組んでいってもらいたい。
七つの習慣~人格主義の回復~を読む
まず初めに君たちに行ってもらったのは『七つの習慣~人格主義の回復~』を読んでもらい、自らの人生を変えるきっかけ(パラダイムシフト)を感じてもらえたと思う。
『七つの習慣~人格主義の回復~』を読む|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)
自らの“望む終わり”を思い描く
次に、実際七つの習慣の第2の習慣でもある『自らの“望む終わり”を思い描く』ことをしてもらい、自分が本当に望んでいるものはなにか、自分と向き合ってもらった。
自らの“望む終わり”を思い描く|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)
ミッションステートメントを造る
そして、君自身が本当に望んでいることを実現させるための活動方針を、『ミッションステートメントを造る』こと行ってもらい、いつでも実践に移せるよう態勢を整えてもらった。
ミッションステートメントを造る|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)
フューチャーログをつける
そして自らの長い人生の中で心を折らず活動し続けるために、『フューチャーログ』で活動計画を立ててもらい、モチベショーン維持を図ってもらった。
フューチャーログをつける|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)
最優先事項を優先する
そして最後に自らが立てた活動計画を確実に実行するために、七つの習慣の第3の習慣である『最優先事項を優先する』ことを月/週/日で分け実際にスケジュールに組み込み、可能な限り実践できる形にまで準備を整えてもらった。
最優先事項を優先する|ペップーブログ (painpool-mentalhero.com)
今後に向けて
もうわかっていると思うが、ここからは先はとにかく実践していく事が求められてくる。
実践すればするほど、実際に効果を感じられると思う。
何度でもいうが、実際に行動に移すことが最も尊い。
それを胸に出来ることから出来るだけ、無理なく楽しみながら続けてほしいと思う。
ここで大切なのは出来なかった時に自分を責めないことだ。
もちろん失敗から学ぶことは必要だと思う。
だが失敗を引きずることと、学ぶこととは違う。
気持ちを切り替え次は気をつけようと思い、いつまでもクヨクヨしないこと。
それよりも出来たことに注目してもらいたい。
“今日を無事に生きられました。”
本来ならこれで十分なんだ。
自分を責めたところで何も変わらない。
それならば自分を褒めてあげた方が、心地良く活力にもあふれてくる。
しかし、現代は全てのことにスピード(効率)を求めてくる。
ただ生きているだけで素晴らしいのに、それ以上を求めてくる。
どうかこの取り組みが、心を亡くしやすいこの世界で自らを保ち、幸せで豊かな人生を歩む手助けになってくれたらと思う。
ではまた!